松戸まつど
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子育て・教育 2022年12月9日

お餅つき~松戸でコドモとコメ作り 第5弾(最終回)

21世紀の森と広場で行われているコメ作りイベント「こめっこクラブ」。5月にスタートした活動も今回が最終回となりました!
 
シリーズ最終回は、11月27日に行われた「お餅つき」の様子を取材しました。

※これまでの様子は下記のリンクから。
松戸でコドモとコメ作り!
田んぼの害虫駆除は、生きモノとの出会いの宝庫だった!〜松戸でコドモとコメ作り 第2弾
世界でひとつのかかし誕生!~松戸でコドモとコメ作り 第3弾
収穫の秋~松戸でコドモとコメ作り 第4弾

みんなで作った餅米がふっくらと蒸しあがった!

いよいよ、待ちに待ったお餅つきの日。いつもは前半組と後半組に分かれて作業してきた子どもたちも、今回は全員集合!パークセンター前に集合して、みんなでお餅つきの会場へ移動しました。
 
会場では、せいろで蒸された餅米のいい匂いが漂っていました。澄みきった青空にせいろから白い湯気が立ち昇っています。臼に餅米が移されたら、さあ!いよいよお餅つきのスタートです!

  • お餅つきの会場に到着すると、餅米のいい匂いが漂っていました!

  • 蒸しあがった餅米。アツアツです

  • こねる、こねる、こねる!!

    まずは、餅米を杵で潰してこねる作業から。これが意外と重労働。大人たちの出番です!
    杵に体重をかけながら、ぐいぐいとコメ粒を潰していきます。臼の周りをまわりながら、3人ずつ協力して黙々と、こねる、こねる、こねる!!子どもたちも、わくわくしながら見守っています。

  • 大人たちが協力してひたすらこねる!!   

  • “リズム”と“チームワーク“

    お父さん、お母さん達のがんばりで、餅米全体がまんべんなく潰されました。ついに、お餅つき開始です!

    まずは大人たちが先陣を切って、ある程度やわらかくなるまでついていきます。

  • つき始めは、力が要ります!

  • いよいよ子どもたちも杵を振り上げ、よいしょ!!

  • お父さんと一緒に、力を合わせる姿も

  • 杵を使って餅をつくコツは、振り上げた杵の重さを利用して落とすようにして、お餅の真ん中をしっかりとつくこと。講師の橋本先生の指導のもと、子どもたちも小さめの杵を使って奮闘します。

    3人が1つの臼で順番についていくので、「1、2、3」と声を出しながら、チームワークよくついていきます。

    あんこ、きなこ、のり醤油…格別の味を召し上がれ!

  • つきあがったお餅のおいしそうなこと!!

  • つきあがったお餅は、みんなで伸ばして、ちぎって丸め、パックに詰めていきます。アツアツのお餅を親子で楽しそうに丸める姿は、とてもほほえましい光景でした。いい時間ですね。

  • お母さんと一緒に、あつあつのお餅をちぎって、丸めて楽しそう

  • 思いのほか、たくさんの持ち帰り用のお餅パックが完成!

  • お餅パックは、1人1つずつ配られて、好きな味付けをします。職員の皆さんが準備してくださった、あんこ、きなこ、砂糖醤油、のり。どんな味にしようか迷ってしまいますね。

  • 親子で相談しながら味付けする様子も

  • こんなに上手に盛り付けている親子も。お店で売ってそうな仕上がりです!

  • コメ作りの収穫は、お餅だけではなかった!

    参加された保護者の方にお話を聞きました。
    「こめっこクラブ」に申し込んだきっかけは、保護者の方が広報などでみつけてお子さんを誘ってみたという方が大半でしたが、実際に参加してみると、お子さんがとても積極的に取り組む姿に感心したという方も。

    また、お子さん達にもお話を聞くと、大変だけど楽しかった!!という感想が、どのお子さんからも返ってきました。そして、あるお子さんからは「友達ができた!」という嬉しいお話も聞けました。

    「始めるときは、友達もいないから嫌だな、と思っていたけど、違う学校の友達ができてすごく楽しくなった!」
    昔からの友達グループのように、和気あいあいと一緒に感想を伝えてくれた子どもたち。きっかけは、保護者の方同士が話をするうちに仲良くなったことだと言います。
    「こめっこクラブ」で交流が生まれ、友達が増える。素敵ですね!

  • 「みんな違う学校!」「こめっこで友だちになったよ」すっかり打ち解けて楽しそうな子どもたち

  • そして、全6回の「こめっこクラブ」を運営してくださった、21世紀の森と広場 管理事務所の職員の1人である石井さんにもお話をお聞きしました。
    「今回、大変だったことは何でしょうか」
    ―石井さん「ここ数年、コロナ禍もあって、私たちもあまり経験のない中でのお餅つきだったので、それが大変でした。また今年は、雑草の生育が例年よりも著しくて、思ったよりも稲が育たず収穫も少なくて。みなさんにちゃんと配れるか不安でしたが、結果的には足りたようでホッとしました。」

    田植え、雑草取り、かかし作り、稲刈り、とうみがけ、お餅つき。すべての回において、入念な準備と子どもたちが安全に楽しめる工夫をしてくださった職員のみなさん。
    「来年も、今年の経験を活かして頑張りたいと思います。」石井さんの言葉に、これから先の未来も長く受け継がれていくであろう「こめっこクラブ」の活動の原動力を感じました。

  • 職員のみなさんと講師の橋本先生(左から2人目)ありがとうございました!そして本当にお疲れ様でした!

  • 参加者全員で集合写真!半年間がんばりました!

  • 参加した子どもの感想文。仲間、先生、職員の皆さんへの感謝の気持ちが書かれていました

  • 「こめっこクラブ」は、毎年4月に募集を行っています(小学校4~6年生が対象)。抽選となりますので、興味のある方はぜひ「広報まつど」や下記のホームページをチェックしてくださいね。

    松戸市公式ホームページ 21世紀の森と広場 こめっこクラブ

    後藤 美加

    後藤 美加 (ごとう みか)

    松戸暮らしも、はや16年。趣味はそこそこのウクレレと毎週末のウォーキング。歩き回って見つけた身近な松戸の魅力をお伝えしていきたいと思います。

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