皆さん、こんにちは。今年度、市民ライターとして活動させていただくことになりました後藤です。
松戸暮らしの魅力を主婦目線、ママ目線、おとな女子?!目線で発信していきたいと思います。
よろしくお願い致します。
知る人ぞ知る?!「こめっこクラブ」
さて今回私は、21世紀の森と広場で毎年運営されている「こめっこクラブ」の田植えを取材させて頂きました。「こめっこクラブ」は、小学校3年~6年生の親子を対象に、半年かけてお米を育て、収穫し、最後はお餅をついて食べる…という毎年抽選になってしまうほど人気のイベントなんです。
田植えをしたのは5月7日。集合した参加者全員で、いざ「こめっこクラブ」の田んぼへ。一見、あれ?これだけしかないの?なんて思ってしまいましたが、この大きさでちょうどいい!というのをすぐに思い知らされることになります。
立っているだけで一苦労?!
密にならないように、実際田植えをするのは子ども達だけ。大人は近くにいて、子ども達に次の苗を渡していきます。しっかりと泥に差し込まないと浮いてしまうので、コツをつかむまでは難しそう。
講師の橋本先生から苗の植え方を教わります。
恐る恐る田んぼに入る子ども達。
そして何より、田んぼは見た目よりも深く、子どもの足首から10センチぐらいは、ずぼっ!と泥にはまる感じで、とにかく歩きにくそうです。
「思っているより足がとられるから、せっかく埋めた苗を踏まないように大きく一歩踏み出すようにして下さいね」講師の先生が注意していたように、いざ泥の中に入った子ども達は、1つ目の苗を植えるとなかなか次の一歩が踏み出せない様子でした。
慣れるまでは、1列植えるのに時間がかかります。
間縄(けんなわ)と呼ばれる印をつけた縄を田んぼに張り、
1列ごとに移動させながら苗を植えていきます。
子ども達の表情が変わってきた!
3列目ぐらいまでは泥に足をとられて身体をぐらぐらさせていた子ども達。5列目ぐらいからは、コツをつかんだのかスピードもアップしてきました。泥を嫌がる子もいるのかな、と思っていましたが、みんな本当に楽しそうに田植えに集中している様子。
参加者された方にお話をお聞きすると、「(息子は)普段は比較的インドア派で、泥などを嫌がる潔癖なところもあるので敢えて申し込みました」とのこと。泥に苦戦しながらも、一生懸命田植えをするお子様の様子を笑顔で見守っていらっしゃいました。
苗を植える手つきも慣れてきて、真剣でいい表情に!
1時間かけて最後の列まで苗を植えました!お疲れ様!
5年間このイベントの講師をされている橋本先生にもお話を伺いました。
━「泥が嫌で泣いてしまうお子さんなどいませんか」
━橋本先生「転んでしまう子もいたけれど、みんなとにかく楽しそうに参加してくれます」
田植えも現在は機械化されて、手で植えることはないそうです。昔ながらの田植えを体験すること自体、とても貴重なことなんですね。
こめっこクラブのコメ作りは始まったばかり。11月のお餅つきまで全6回シリーズでリポートしますのでお楽しみに!