松戸まつど
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スポーツ 2024年7月17日

パリオリンピックへ!!頑張れなでしこJAPAN

  • 松戸出身のなでしこJAPAN 平尾知佳選手(左から3人目)

  • 7月26日から開催される、パリ2024オリンピック。
    そこに出場するサッカー日本女子代表チーム・なでしこJAPANのメンバーに、松戸市出身の平尾知佳(ひらお ちか)選手(アルビレックス新潟)が選出されました。
    昨年のワールドカップ出場に続いての選出ということで、今回も許可を頂き取材に行ってきました。

    昨年のワールドカップの記事はこちらを参照
    松戸から世界へ!!頑張れ、なでしこJAPAN

    なでしこ広場へ

    取材にお邪魔したのは7月7日(日曜)に高円宮記念JFA夢フィールドで開催された「JFAなでしこ広場 in JFA夢フィールド~なでしこGKひろば」というイベント。
    このイベントは、ゴールキーパー(以下GK)というポジションの楽しさや魅力を伝えようと企画された、GKに特化したプログラムで、なでしこJAPANのGKがコーチング参加するというもの。
    近隣都市(神奈川県厚木市、千葉県成田市など)から、既にチームでGKをやっている、やってみたい、興味がある、という小学5・6年生の女子30名が応募し、松戸からも3名が参加しました。

    受付をして、参加者達はカンファレンスルームへ。
    そこに、なでしこJAPANでGKコーチをしている西入俊浩(にしいり としひろ)さんが登場。
    西入さんが『その椅子、いつもなでしこJAPANの選手達が座って勉強しているんだよ』と話すと、立ち上がって椅子を見たり嬉しそうに笑顔でざわつく参加者たち。
    そこに今日のトレーニングをお手伝いするGKコーチが入場し、紹介されます。松戸市からも寺島芳人(てらしま よしひと)コーチ(新松戸SC所属)が参加。コーチの顔を知っている松戸からの参加者たちはびっくり、ちょっとしたサプライズ(笑)。

  • 受付でビブスを渡され移動します

  • なでしこJAPANが座っている椅子だと聞いてざわつく参加者たち

  • 各地から集まったGKコーチが紹介されます

  • 松戸からは寺島コーチが参加(右)

  • そしてお待ちかね、なでしこJAPANのGKの山下選手と平尾選手、続いてちふれASエルフィン埼玉の浅野選手と小野選手、最後に2011年FIFA女子ワールドカップ優勝GKの海堀あゆみさんが入場。
    選手を前に緊張する子どもたちから、早速質問タイム。

  • なでしこJAPANの選手たちを前に緊張する子どもたち

  • 子どもたちの質問に体験を交えて答える平尾選手

  • 子どもたちからの質問は
    『PKを止めるコツは?』『キャッチ出来ないときに、はじくコツは?』
    といったプレーに関するものから
    『緊張感はどうすればなくなりますか?』
    といったメンタルに関するものまでさまざま。

    それに対して選手たちは
    『自分を信じる事、沢山練習する事』
    『ボールが当たる瞬間まで指先まで気持ちを込める』
    『練習からしっかりやって、自信を付ければ緊張しなくなる』
    と、ひとつずつ丁寧に回答。
    子どもたちから笑顔が見えてきたところで、練習するために外に出ると‥

    そこにもサプライズが!
    隣のグランドで残って練習をしていたという、サッカー日本男子代表の久保選手と冨安選手がやってきて、参加者たちに話しかけ、一緒に記念撮影をすることに。

  • びっくりする子どもたちに話をしてくれました

  • 男子の日本代表選手からもエール。素敵なサプライズでしたね

  • みんなで記念撮影

  • 素敵なサプライズの後は、最初に渡されたビブスの色でグループに分かれて練習です。

    水色はGKの経験が短いグループ

  • 説明を聞く参加者たち

  • 倒れ方を教わります

  • 緑色は6年生の経験者グループ

  • シュートのキャッチを順番に

  • どこが良かったかなど、説明を聞く子どもたち

  • 赤色は5年生の経験者グループ

  • 声をかけながら練習

  • 見本を見せてもらい、一緒に練習

  • 全てのグループをなでしこJAPANの選手たちが回り、良かった所を誉め、分からないところは実践して見せて教えて行きます。参加者たちは真剣な表情。

    しばらく練習したら、最後は選手たちとのミニゲーム!
    いつの間にか遠慮なく『はい、こっち!』と手を上げたり、シュートが決まれば笑顔でハイタッチ。
    本当にみんな良い笑顔ですね。

  • 頑張ってシュートを止める松戸から参加の5年生

  • 松戸の6年生2人は平尾選手と同じチームに

  • ゲームが終わり、楽しかったイベントも全て終了。
    最後に海堀さんがポケットからワールドカップの金メダルとロンドンオリンピックの銀メダルを取り出して
    列に並ぶと、子どもたちは順番に選手とハイタッチして、メダルを見せてもらってお別れとなりました。

  • ワールドカップ金メダル(右)とオリンピック銀メダル(左)

  • ハイタッチしてお別れ

  • さてさて、サプライズの多いイベントでしたが、今度はこちらから平尾選手にサプライズ。
    松戸から参加した子どもたちから、松戸市の女子サッカー大会の会場で集めた寄せ書きをプレゼント。
    平尾選手『わぁ作ってくれたの!めっちゃ嬉しい』

  • 地元・松戸の子どもたちからのサプライズにびっくり、笑顔の平尾選手

  • 表紙も付けて

  • 集めたたくさんのメッセージを貼りました

  • 平尾選手への寄せ書きを書く子どもたち(市内大会の会場にて)

  • 「私も!」「私も書く!」と、みんな真剣に書きました

  • 最後に、平尾選手に単独インタビューをさせていただきました。

    記者『ワールドカップに続き、オリンピック出場おめでとうございます』
    平尾選手『ありがとうございます』
    記者『オリンピックに向けてどんな気持ちですか?』
    平尾選手『2011年の女子ワールドカップの金メダルを見て、夢見て目指したサッカーという世界。自分も子どもたちに夢や感動を与えられるよう、頑張ってきます!』
    記者『寄せ書きをした松戸の子どもたちに一言メッセージを頂けますか?』

  • メッセージボールを手にインタビューに答えてくれた平尾選手

  • 平尾選手『たくさんのメッセージありがとう。GKを始めたばかりの頃、全然シュートを止められなくて、悔しくて全てGKのせいだと落ち込んでいました。けれど、味方がコースを限定してくれて止められたりするのが分かって、味方を頼ることを覚えてからは、サッカーはみんなでするものだと、サッカーがもっと楽しくなりました。皆もサッカーを楽しんで、色んな喜びを感じて成長して欲しいと思います』
    記者『ありがとうございました。オリンピックも頑張ってください。応援しています』

    オリンピック合宿前の貴重な時間にインタビューに答えてくださった平尾選手。そしてご協力くださいました皆様、ありがとうございました。

    さあ、もうすぐ始まるパリ2024オリンピック。
    頑張れなでしこJAPAN!
    頑張れ平尾知佳選手!!

    水村 和香

    水村 和香 (みずむら よりか)

    結婚で大阪から松戸に来て25年。中学で始めた女子サッカーの縁で松戸市サッカー協会女子委員長をしています。かつて「まつど観光大使」の活動をしていた中で感じた松戸の魅力をもっと発信したいと第1期市民ライターに応募。サッカーのコーチや防犯活動、子ども食堂の代表もしながら周りの小さな魅力を発信して行こうと今日も自転車で走り回っています。

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