先日、松戸駅の近くで出会ったラーメン屋さんの記事を書きましたが、今回はその第2弾。
今回も、松戸でふと気になった場所を散策して素敵なお店にめぐり逢ったので、紹介したいと思います。
路地奥の昭和レトロ! 【喫茶ニューフジコ】
気になった路地、奥に何かありそう
ある日、新京成線に乗車していてふと外を見ると何かチラッと見えた気がして、気になって自転車で探検に行ってみることにしました。
確かこの辺りだったかな?と、みのり台駅から八柱方面へ線路に沿って進み路地を覗くと、確かに散髪屋さんとその先にも何かある。ちょっとドキドキしながら路地に足を踏み入れてみることに。
建物の前で何か作業をしている方がいました
よく見ると看板とメニューもあります
そこにあったのは古びた建物。
その前では女性が何か作業をされています。
記者『すみません、何をなさってるのですか?』
女性『今日は店頭の改装工事をしています』
と言われ、よく見ると、なにやら看板とメニューが。
記者『お店なんですか?』
女性『テイクアウト専門の喫茶店です』
なんと、路地を入った奥にはテイクアウト専門の喫茶店がありました。
質問に笑顔で答えてくださった方は、「喫茶ニューフジコ」店長の大塚さんです。
大塚さん『営業していますので良かったらどうぞ』
と言われてメニューを見ると、食事やドリンクが。
特に気になったのがナポリタン。メニューの写真では目玉焼きが乗っていてとても美味しそう。
興味津々で注文すると、少し時間がかかるので中で待つように言われ、中?と思いながら案内されたドアを開けると‥
そこには “ザ・昭和!” な景色が。
ノスタルジーを感じる店内
インベーダーゲーム機も置いてあり懐かしさで溢れています
子供の頃どこかで見たような食器や雑貨も並んでいます
懐かしい柄のグラスなども隠れていたりして。
大塚さん『店内での飲食は特別な時以外はしていなくて、お待ちいただく時と、商品を買いたいという方のみご案内しています』
店内をよく見ると懐かしい柄のグラスなど、ちょっと欲しくなるものが沢山あります。こちらは販売もしているそうです。
しばらくして
大塚さん『お待たせしました』
と、並べてくださったナポリタンもバナナフラッペもコーヒーゼリーも、店内の雰囲気にぴったりな昭和の喫茶店の食べ物風。
コーヒーゼリー、バナナフラッペ、ナポリタン。持ち帰り専門なので容器に入っての提供です
記者『凄い!松戸にこんな素敵な昭和レトロな空間とお料理を出すお店があるなんてびっくりしました。どうしてこの場所にお店を出されたのですか?』
大塚さん『2016年、鎌ケ谷で喫茶店をオープンして営業していました。その当時はコーヒーや自然食、発酵食品のランチがメインで、店名も「フジコ◎ーヒー」だったんですよ。』
記者『今と店名も違ったんですか?』
大塚さん『はい。2021年にキッチンカーを購入し、新たな気持ちで現在の「喫茶ニューフジコ」に改名したんです。』
記者『いつから松戸に?』
大塚さん『2023年9月に鎌ケ谷のお店を閉店することになり、縁あって2024年1月に松戸にテイクアウト専門店を出すことになりました』
店舗の外にあるキッチンカー
お店の前に置かれたキッチンカーがまた、昔懐かしい感じの色合い。
記者『キッチンカーも素敵な色ですね』
大塚さん『ありがとうございます。残念ながら10月頃までキッチンカーはお休みになると思います』
あら、それは残念。
大塚さん『そうそう今、改装工事中なので、もう少ししたらお店の雰囲気が変わると思いますので、また来てください』
と言われ、後日様子を見に行くと
ビフォー、少し殺風景でしたが
アフター、可愛らしい看板とオーニングがつきました
これまた昭和っぽい、可愛いシマシマのオーニングが付いていました。
大塚さん『少しお店らしくなったでしょう(笑)』
金魚すくいの袋に入った昭和レトロな固めのプリン
この日のメニューに「固めのプリン」があったので、お土産に購入。金魚すくいの袋に入っていて、こちらもとても可愛らしいものでした。
大塚さん『新しいメニューや営業時間等々、その他情報もインスタグラムにて配信していますので、良かったら確認してから来てください。お待ちしております』
大塚さん、たくさんお話を聞かせてくださってありがとうございました。お写真をお願いしましたが、シャイな方で顔出しは‥‥(笑) ぜひお店に会いに来てください!とのことでした。
店舗情報
【喫茶ニューフジコ】
住所:松戸市松戸新田579-11 105号室
インスタグラム:@fujicoffee2016
https://www.instagram.com/fujicoffee2016/
喫茶ニューフジコさんについては、下記でも紹介しています。
(松戸市公式ホームページ)まつどのこもりかた。vol.14 サトウミホさん(仮名)と動く喫茶店「ニューフジコ」
ふと気になったみのり台の路地の奥、勇気を出して足を踏み入れてみたらこんな素敵な喫茶店に出会うことができました。
さて、次回のシリーズ第3弾もお楽しみに!