松戸に初の高速道路
松戸インターチェンジ(IC)から
京葉道路、湾岸道路や国道357号線に直結、
湾岸エリアへのアクセスがスムーズになります。
外環道の上には国道298号が同時開通、4車線道路が同時に2路線開通し、一般道の渋滞緩和も期待されます。
ラボのテーマ「つながってる」にもぴったり!
記者「あっ!車持ってなかった(笑)」
車を所有していない方も多いのではないでしょうか?
そんな皆さんのためにも、サイクリスト記者(笑)が取材を進めます。
今回開通した外環道は、三郷南ICから松戸を経て市川市高谷ジャンクション(JCT)へ至る15.5km
国道298号は、国道6号から国道357号に至る11.4km
これにより関越道、東北道、常磐道、京葉道、東関道、首都高湾岸線が結ばれました。
空港、湾岸エリアの東京ディズニーリゾート、葛西臨海公園、大型商業施設等への観光や買い物が便利に。
埼玉・栃木・群馬・千葉が都心を通らずに結ばれることで物流面の利便性も向上。
そしてなにより、松戸・市川市内一般道の混雑が緩和されることが期待されます。
松戸街道沿いに住んでいる市民から
「かなり交通量が減りました。トラックなど大型車が通った時の食器棚のガラスがガタガタ揺れるのがなくなりました。」
との声をいただきました。
サイクリストの記者には
江戸川にかかるリニア新幹線のような構築物は何?
新しく自転車道が整備されているという噂も気になります。
開通前の外環道・松戸IC~高谷JCT 往復約20kmを走ってきました。
現地に行って判明したのが、
同ICは、京葉JCT方面への入口、京葉JCT方面からの出口のみ。
三郷方面には行けません。
また、三郷方面から来た車は松戸ICで出ることができません。
平行して走る国道298号により市川北IC、三郷南ICは目と鼻の先です。
市川北IC、三郷南ICもハーフIC。調べてみると首都高・外環道のICの多くがハーフIC。
狭い場所での建設に適しているようで、隣接するハーフIC同士がその機能を補い合っているのです。
またまたハーフ?
騒音や地域の分断防止に配慮した半地下構造になっています。
上の写真と比較してください。
電柱も無くてスッキリ
ハーフ・ハーフ(笑)な高速道路です。
その中には市川市役所広報の方も。
「今回開通区間の大部分は市川市なんです。私たちも実際に走り、発信していきます。」
ゲストライダーは片山右京さん。
高速道路だからF1ドライバーと思う方も多いと思いますが…
右京さんは全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)理事長。
プロチームTeamUkyoの代表を務め、サイクリストにとっても超有名人なんです!
120万回以上視聴された人気ロックバンド・サカナクションのミュージックビデオのロケ地がここ松戸区間なのです。
戸定邸や矢切の渡し、21世紀の森と広場などの観光資源やイベントをもっともっとアピールしなくてはと思いました。
加門さん「もっと速く走りたかった~!」と感想をいただきました。
坂道が空まで続いているかのようです。
ママチャリのお母さんも力を振り絞って駆け上がります!
と思ったら、電動アシスト自転車でした(笑)。
近所から来ているであろう、スポーツタイプ以外の自転車の方に声をかけました。
馬橋在住の冨田さん「車持ってないんですよ~(笑)。松戸は電車が便利ですから~」
一緒に来ていたお友達の小野塚さんとともに撮影に応じていただきました。
撮影の許可を得るためたくさんの方に市民記者の名刺を配りました。
載せられなかった皆さんゴメンナサイ!
江戸川サイクリングロードでよく見かけるチームジャージで参加の眞田耕成(さなだこうせい)さんにお話を伺いました。
「松戸駅の近くに住む松戸市民です。 このジャージは松戸駅と江戸川サイクリングロードすぐ近くのロードバイク専門店『シクル・マーモット』のチームジャージです。
車は所有していませんが、借りて私の実家へ行くことも多く、三郷南ICから外環道を使って往復してます。」
奥さまのブルーのジャージは片山右京さんがプロジェクトリーダーを務めている「一般社団法人グッド・チャリズム宣言プロジェクト」のものだそうです。
茨木さん「市川から自転車で来ました。道の駅いちかわに来ませんか?」
スポーツ用自転車の方は段差や脇道からの車に注意です。
道の駅いちかわ
市川市のシティセールスの拠点として、
ショップ、レストラン、カフェなどが営業しています。
[場 所]「道の駅いちかわ入口」交差点
[開館時間] 8:00 ~ 22:00
[年中無休] 年末年始・ゴールデンウィーク・お盆休み等の繁忙期は、営業時間が変更
サイクリングと同時開催のイベント会場から市民記者の水村和香さんと自転車仲間が撮ってくれました。
GAIKANサイクリングでお会いした眞田耕成さんに開通直後にコメントをいただきました。
「外環道が自宅から見えます。開通したその日から車のライトが織りなす夜景が幻想的です。」
青空に続く、夜空に続く外環から、あなたも出かけてみませんか?