今回一緒にリポートをして頂くのは、オーストラリア出身のスコット・エリンさん。もちろん日本語はペラペラです。
以前に日本に留学した経験があり、今年の7月より松戸市の職員(松戸市国際交流員)として勤務しています。なんでも松戸は「東京に近いけど緑が多くて住みやすい」ところが良いといいます。
マルシェで発見する○○な秋
それではさっそく会場の「21世紀の森と広場」へ!
2年前より開催されており、今年で3回目というJPCC。はたしてどんな出会いが待っているのでしょうか?
今年の目玉は「光と風のマルシェ」。グルメや雑貨など松戸を代表する様々なお店が参加。
これは子どもから大人まで幅広い世代で楽しめそう!!
なにやらいい匂いが!
これはこれは、以前取材をさせて頂いた「矢切ネギコロッケ」でおなじみの八矢庵さん。エリンさんも1個注文です。
エリンさんは「宇宙かぼちゃコロッケ」をいだだきます。味もGOOD!
さて、「矢切ねぎ」と並んで松戸の名産といえば「あじさいねぎ」。こちらではあじさいねぎを使った商品を販売。
案内してくれたのは「小金園芸品出荷協会」の成嶋さんと秋山さんです。
“あじさいねぎ”を使ったポークソーセージ美味しいよ〜!ジュージューという美味しそうな音が食欲をそそります。
なんと“あじさいねぎ”を使ったドレッシングも!松戸の新しい名物として注目ですね。
こちらは「松戸市無農薬栽培研究会」のみなさん。市内の農家やJAが中心となって安心・安全・新鮮な野菜作りをしており、第28回日本農業賞では大賞を受賞したというから驚きです。
ちょうど「収穫の秋」とあって新鮮な野菜たちがズラリと並んでいます。
いろいろな野菜にエリンさんも興味津々。
食の安全が注目される今日、こうした無農薬野菜が地元で栽培されているとは嬉しいもの。市内のスーパーでも販売しているというので、皆さんも収穫の秋を楽しんでみてはどうでしょうか?
公園で発見する○○な秋
さて、今度は公園の中をぶらりと散策。木々も少しずつ色づき始めて秋らしくなってきました。
エリンさんの故郷、オーストラリア・メルボルン郊外でも四季と紅葉があるんだとか。
21世紀の森と広場の中には小川もあります。来園の際には是非動きやすい格好で。
公園の片隅に何やら案内板が。実はこの木、松戸市の姉妹都市であるオーストラリア・ホワイトホース市との友好を記念して植樹されたという。
エリンさんも松戸市と故郷オーストラリアとの意外なつながりにビックリ。
公園内の至るところに芸術作品が展示。もちろん触れて音を鳴らすこともできます。エリンさんもさっそくチャレンジ。
広場からは子どもたちの元気な掛け声が。こちらもJPCCのイベントの一環で、芸人フットサルチームと遊ぼうという企画。親子で楽しめるというのもJPCCの大きな魅力かもしれない。
松戸発Culture!
おや?何やら個性的な衣装を身につけた女の子たちがダンスの練習をしています。
せっかくですのでお話を伺ってみましょう!
こちらは八柱駅前にある“POP★STUDIO88”に在籍する「Lovely☆Vivid」のメンバーの皆さん。
なんと9月1日にJOYSOUND MAXでデビューしたばかりだという。これからステージで披露するため練習中なんだとか。
メンバーは小学生〜中学生で構成され、平均年齢は12.6歳というから驚き。
オーストラリアにはこういう文化がないのでとても新鮮とエリンさん。
そしていよいよ彼女たちがステージへ。キュートでポップなダンスに観客からも大きな歓声が!
松戸発!ということで、これからもさらなる活躍に期待ですね。
場所は変わって“光と風のマルシェ”。
子どもたちに大人気のこちらのブース。ちょっと気になるので立ち寄ってみましょう!
お話を伺ったのは「スーパー紙とんぼの会」代表の鎌形さん。
子どもたちに竹とんぼの素晴らしさを伝えるために日々活動されているとのこと。竹とんぼという昔ながらの日本の遊びに、エリンさんも興味津々。
こちらが「スーパー紙とんぼ」。全て鎌形さんの手作りなんだという。
数々のメディアに取り上げられ、松戸発として注目の玩具です!
せっかくなので実際に飛ばしてもらうことに。写真ではお伝えできないですが、この紙とんぼ、本当に高く飛ぶんです!!
皆さんも是非一度遊んでみてはいかがでしょうか?
松戸で楽しむお洒落Life
公園内を見てまわっていると喉が乾いてきましたね。おっと!「ちょっとすごい焙煎屋」という看板が気になります。
こちらは八柱にある「SLOW COFFEE」のみなさん。なんでもオーガニックコーヒーを自家焙煎しているというこだわりです。
美味しいコーヒーを飲んでちょっとブレイクタイム。松戸でこんな美味しいコーヒーが飲めるとは!
本当にいろいろな発見があります。
続いては何やら個性的な模様の食器が目につきました。なんでも南アフリカ産の「リンポポ・セラミックス」と言うそうです。
こちらは馬橋にある「リンポポ・セラミックス」の正規輸入代理店サンビームの皆さん。エリンさんも思わず英語で会話が弾みます。
アフリカンテイストな食器は存在感も抜群。ハンドメイドのため、日本で販売することで現地の雇用も促進できるメリットもあるのだとか。こんなお洒落な食器で食べたら料理も美味しそうです。
エリンさんをはじめ会場を訪れた皆さんも、それぞれの秋を「発見」できたのではないでしょうか?