松戸まつど
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いざ、松戸のあじさい寺「本土寺」へ

皆さんは松戸の名所と言われてどこを思い浮かべますか?
今回、数ある名所の中でも、「北の鎌倉」とも呼ばれている松戸のあじさい寺「本土寺」を取材しました。
 

緑が美しい参道

本土寺は、JR北小金駅から徒歩10分ほどの場所にあります。
駅を出て2~3分ほど歩くと、緑が生い茂る参道が見えてきます。森林浴を楽しみながら参道を進むと、風格のある赤い仁王門(におうもん)が出現します。

  • 参道は緑のトンネル。マイナスイオンが溢れ、癒されます

  • 両側に逞しい2体の仁王像が見守る仁王門

  • シーズンオフは参拝料が無料!

    本土寺は、参拝料が有料の期間と無料の期間があります。
    今回訪れたのは6月28日。ちょうどあじさいの見ごろを終えて、6月25日から無料の期間に入っていました。気軽にお散歩に訪れるのに嬉しいですね。

  • シーズン中の拝観料。見ごろの時季は、料金を払うだけの価値ありです!

  • 五重の塔とあじさいの見事な景観
  • 赤い五重の塔と鮮やかなあじさいが見事にマッチ

  • 境内に入って、まず目につくのは趣深くそびえたつ五重の塔。
    その周辺に咲き誇るあじさいは、まだ元気に咲いているものもありました。
    風情溢れる景観に、まるで旅先を訪れたような気分が味わえます。

  • 蓮の花がきれいに咲いていました!

  • 境内には5万本以上のあじさいが咲き誇る

  • 文政4(1821)年に建立された瑞鳳門(ずいほうもん)から見るあじさい

  • 歴史あるお寺「長谷山(ちょうこくさん)本土寺

    「長谷山本土寺」は、日蓮宗の中心寺院の一つで、建治3(1277)年、源氏の名門・平賀家の屋敷内に日蓮大聖人の弟子である日朗聖人(にちろうしょうにん)を導師として招き、開堂したのが始まりと言われています。

    そんな歴史ある境内には、徳川家康の側室だった秋山夫人の墓や、日蓮大聖人の書物など国の重要文化財が数多く収められている宝物殿、また「乳出の御霊水 」と呼ばれ、その井戸の水を飲むと病気が治り、たちまちに乳の出がよくなるという不思議なご利益によって参詣祈願の列が絶えなかったという「日像菩薩誕生水の井戸」など、見どころが満載です。

    あじさいの見ごろは6月中旬

    今回は残念ながら少し見ごろを過ぎていましたが、お寺の方にお聞きすると今年のあじさいの見ごろは6月中旬だったとのこと。
    また、およそ1万坪という広い境内には、約5,000株の菖蒲が植えられている菖蒲池も広がっていて、見ごろの時季にはあじさいと菖蒲が咲き誇る幻想的な景色を堪能できるそうです。

    さらに、秋の紅葉でも人気の高い本土寺。
    今は青々と輝くモミジが、真っ赤に染まった秋の本土寺も必見。
    ぜひ訪れたいですね。
     

  • 美しいあじさいの御朱印。訪れた日の思い出の記念にも

  • 【本土寺】
    〒270-0002 千葉県松戸市平賀63
     参拝時間:開門5時~閉門17時(年中無休)
     ※有料参拝期間は、開門9時〜閉門16時30分(最終入場受付は16時)
     寺務所受付時間は9時~16時30分となります。

    後藤 美加

    後藤 美加 (ごとう みか)

    松戸暮らしも、はや16年。趣味はそこそこのウクレレと毎週末のウォーキング。歩き回って見つけた身近な松戸の魅力をお伝えしていきたいと思います。

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