松戸の名物といえば、皆さんは何をイメージしますか?
梨、ネギ、競輪場…どれも正解ですが、実は今、「コンテンツ産業」で盛り上げようという動きがあるのをご存知でしょうか?
「コンテンツ産業」とは映画やアニメ、ゲームなどの創作物を創る産業のこと。東京からもアクセスが良い松戸市ではこうした関連企業も多く、官民一体となって盛り上げていこうとする取り組みを行っています。
異なる“カラー”の2人
その一環として昨年から開催されているのが『松戸ムービーフェスティバル』。
今年も3月7日(土)に開催されるというので、運営を行う2人に話を伺いました。
お話を伺った清洲昇吾(きよすしょうご)さん。松戸市出身で特撮など数々の作品を手がける映像ディレクター。今回も運営の傍ら自身制作の最新作を上映します。
ウルトラマンシリーズのディレクターを経験するなど、映像業界で幅広く活躍する清洲さん。小学生の時に見たゴジラの映画に憧れ、「この仕事に携わりたい!」と感じたと言います。
コミックマーケットへの出展の他、自主制作の代表作は「行け!般若マン」など。
また「温泉シャーク2」では特技監督も務めています。
そんな清洲さんから、松戸のコンテンツを盛り上げるために「上映に特化したイベントが出来ないか」との思いから関連団体を通して市に打診したことがきっかけで、今回のイベントが実現することになりました。
清洲さんと共に運営を行う門田樹(かどたいつき)さん。松戸市出身でお笑い芸人として活躍。テレビ番組にも多数出演しています。
現在は「えふ」というユニット名で芸人として活躍し、“映画監督芸人”という肩書きを持っている門田さん。
芸人活動の傍らミュージックビデオの監督も行い、過去には短編映画で賞を受賞したことも。昔からストーリーを作るのが好きだったこともあり、1人で撮影・編集を行いオリジナル作品を多数制作しています。
お笑いと映像制作・・・全く異なるものに感じますが、“ネタ作り”という意味では共通点も多いとのこと。「松戸で映画を見て育った世代としては、今回のイベントをきっかけに若い世代にも映画や映像に興味を持ってもらえれば」と言います。
ーそんな全く異なる経歴の2人、共に松戸市出身で同じ年という共通点はありますが、実は出会ったのは2年前。市内で開催されたイベントがきっかけで意気投合。実は大学まで同じだったという偶然だったそう。これだけでもなんとも凄い話です。
松戸発の「コンテンツ」が盛りだくさん
さて、今回のムービーフェスティバルではそんな2人が制作したオリジナル作品のほか、市内外から多くの“コンテンツ”が参加します。
《昼の部》には地元から、松戸市応援キャラクターの「ばけごろう」も登場。
2018年から松戸を盛り上げるために活動しており、今や市内の子どもたちからも大人気のキャラクターです。
©️ばけごろう
帽子の上に乗っているのは弟の「ミニばけ」。そのお隣の「ねぎたろう」や「コアさぶろう」など、仲間たちもそれぞれ松戸にちなんだもの。
そんな「ばけごろう」、口癖は「なんだばけ〜」という可愛いオバケ。そして容姿は松戸市の地図を上下逆さまにした姿なのです。当日はショーも予定されているので、是非チェックしてみては如何でしょうか?
また、この他にもご当地アイドルVTuberの「戸定梨香(とじょうりんか)」のライブなど、松戸発のコンテンツを身近に感じられる内容が盛りだくさんです。
そして休憩を挟み18時からの《夜の部》では、自主制作映画企画として始まり、商業映画として全国公開、そして今や海外でも上映されるまでになった「温泉シャーク」も特別上映。監督のインタビューも予定されており、こちらも注目です。
©劇団茶羽根
清洲さんの最新作「時代寸劇シリーズ『牙』」
©Kadotaitsuki
門田さんの最新作「ホメシカ」
イベント自体は7時間の長丁場になりますが、映像上映あり、トークショーあり、ライブありと、まさに1日楽しめる内容となっています。入退場も自由のため、気軽に立ち寄れるのもポイント。
個性豊かな上映作品も、今からどんな内容なのか楽しみですね。
詳細はこちら → 松戸ムービーフェスティバル公式サイト
(※上映スケジュールは急きょ変更になる場合もございます)
松戸から世界へ発信
まだまだ2回目の『松戸ムービーフェスティバル』。今回の記事を読んで初めて知った方も多いのではないでしょうか?
「これをきっかけに、今後も新たなクリエイターなど、参加する仲間を増やして松戸を代表するイベントを目指したい」と意気込む清洲さんと門田さん。また「映画・映像作品の楽しさ、そして様々なコンテンツを通して、松戸の魅力を発信したい」と言います。
松戸から世界へ・・・自分たちがやっているコンテンツが、世界につながるワクワク感がある。
今回の『松戸ムービーフェスティバル』には、そんな熱い想いが込められていると感じました。
コンテンツの街、MATSUDOの挑戦はまだまだ始まったばかりです。
「当日は会場でお待ちしています」と清洲さんと門田さん。大人から子どもまで楽しめる内容のため、是非足を運んでほしいと言います。
【松戸ムービーフェスティバル概要】
・開催日程:2026年3月7日(土)13時〜20時(休憩あり、入退場自由)
・場所:松戸市民劇場(JR常磐線・京成松戸線「松戸駅」西口から徒歩5分)
・入場:無料
・公式サイト:松戸ムービーフェスティバル
・公式X:松戸ムービーフェスティバル