「まつど匠ガイド」は、“訪日及び在日外国人に松戸の歴史や文化を紹介することや日常生活のガイド(買い物、医療機関等)を通して、松戸の事を広く知ってもらい、松戸の観光に寄与する” ボランティア団体。現在は13名で活動されています。
サラリーマンとして、また、まつど匠ガイドのリーダーとして、長らく外国人と向き合ってこられた北村さんに「外国人に松戸を好きになってもらう方法」をうかがいました。
インタビューに応じていただいた北村さん(左)と、同席していただいた松戸シティガイドの篠崎さん(右)。いずれの団体も松戸市観光協会と連携して活動されています。
- 在日外国人(特に松戸市在住の方)が松戸市を好きになる、あるいは、松戸市に愛着を感じるスポットを教えていただけませんか?
北村さん 「松戸好きを増やすと言って観光スポットを好きになってもらっても、一過性ではないでしょうか? ラーメンいいね、あじさい寺きれいだね・・・、になりますよね」
- 確かに・・・。
北村さん 「松戸を好きになるなら、人を好きになって欲しいですね。あのスポット、あの店はよかった、でもガイドが・・・、店員が・・・、では好きになれないないし、リピーターにはなりません。
観光スポットはまあまあ、料理は普通でも、ガイドや店員さんと過ごした時間が楽しかった、なら好きになるし、リピーターになれますよね」
北村さんは、サラリーマン時代にあまたの外国人の採用面接をし、まつど匠ガイドをし、さらに、外国人小学生への日本語教育をしている方です。
- 外国人との共生が課題になっていますが、松戸の人を好きになってもらうには、どうすればよいでしょう?
北村さん 「好きになってもらうには、一緒に過ごす企画が一番。中でも、遊びが一番。
子どもたちは、日本語を勉強したあと、一緒に遊んでいます。5カ国から来た子どもたち同士でも、すぐに遊び始めます。そうすると、付き添いの親たちもつながっていきます。
私たちは十数年でいなくなるかもしれないけど(笑)、子どもたちは半世紀以上の付き合いになるかもしれないのです」
なるほど。今後、外国人と長く付き合うためのキモですね。
北村さんは、まつど匠ガイドとして、子どもたちだけでなく、広い世代の外国人との交流を推進しています。
約100名が参加した書道ワークショップ。演壇中央が北村さん(2026年1月)。地域の人と触れ合うことで、松戸がより身近になったと思います。
梨狩りイベント(2025年9月)。松戸名産の梨が交流を深める効果的なツールになっています。
そんな北村さんが大切にしているのは、相手の国と日本の歴史を知っておくこと。認識が食い違っていると、交流もぎくしゃくしてしまうそうです。
もちろん、外国人にも日本を、日本人を知ることが求められるとのこと。
北村さん「日本人も外国人との付き合い方に慣れていないけど、外国人にも日本人との付き合い方を知らずに日本に来る人たちもいるのです」
松戸の観光案内だけでなく、交流を志向されているからこそ、このようなお考えを滞りなく言葉にできるのかなと私の心に響きました。
「まつど匠ガイド」は、交流イベントを企画して、参加者を募っているそうです。詳しくは、Facebookの “Matsudo Takumi City Guide Volunteers/ 松户 “踏酷迷”导游” のページをチェックしてくださいね。
(まつど匠ガイドの活動の写真は、許可を得て、Facebookから引用したものです)