松戸まつど
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男のロマン!ミゼット北松戸店に潜入せよ!

松戸の魅力といえば、個性ある個人店が多いこと。グルメなお店もあればお洒落なお店など様々です。
そんななか、今回は北松戸にある趣味のお店「ミゼット」に潜入してみたいと思います。

ワクワクする場所

北松戸駅東口から徒歩5分国道6号線沿いにある店舗。それではさっそく中に入ってみましょう。
少年の頃、近所にあった模型屋にワクワクした人も多いのでは?そんな気持ちが蘇ります。

ミゼット北松戸店 高橋さん

こちらは北松戸店のスタッフの高橋さん。(撮影用にマスクを外して頂いています)
普段は店長に代わり北松戸店の運営を任されています。
なおこの「ミゼット」、営業時間は夕方17時からのため、仕事帰りに寄る方も多いそうです。

元々は1975年に東京・品川で創業した「ミゼット」。“ショールーム”みたいにトータルでサポートできる店を開きたいと、2002年にここ北松戸に店舗を構えたそう。
ちなみに新松戸(ダイエーの向かい)にも店舗がありますが、北松戸店では鉄道模型中心の取り扱いと、2店舗で棲み分けをしているとか。

ショーケースいっぱいに並んだ鉄道模型の車両たち。JRから私鉄、また往年のブルートレインから最新の新幹線電車まで様々な車両が揃います。
初心者から楽しめる「入門セット」も取り扱っているので、これから買おうとしてる方にもおすすめです。

車両をケースから出して並べているのもこだわり。思わずワクワクする仕掛けがこんな所にあったりします。並んでいる車両のラインナップも定期的に変えているんだとか。

同じ形式の機関車でも様々なバリエーションが製品化されていたりします。パンタグラフ(屋根上の集電装置)の形状が違ったり、カラーリングが違ったりと、我らが鉄ちゃんの心をくすぐります。

とにかく見ていて飽きない店内。次から次に目移りしてしまい、気がつくと時間が経過していました。
「ミゼット」の自慢はとにかく専門店ならではの豊富な在庫限定品やメーカー絶版の商品も見つかるかもしれません。

店内に広がるミニチュアワールド

買った模型を走らせたいけど自宅には場所がない。そんな要望にも答えられるよう、店内には広大なNゲージのレンタルレイアウト(ジオラマ)を常設。手前にあるモニターでは「前面展望」も楽しめます。

10両編成の電車が停車してもまだまだ余裕のホーム。16両フル編成の新幹線車両にも対応しています。 

自宅ではこんな風にノビノビと模型を走らせることはできないため、リピーターさんも多いのだとか。

貨物ヤードも忠実に再現。 

ジオラマの中には東京タワーがあったり山があったりと、よく見ると様々な「情景」があります。並べるもよし、走らせるもよし、改造するもよし。鉄道模型の楽しみ方は様々。

千代田線の車両が京都を走る?! 

車両もあればジオラマやアクセサリー用品も豊富なのが模型の世界。
模型店というと一般的には男性が憧れる場所ですが、箱庭製作などを楽しむ女性客もいるそうです。

こんなところにも遊びゴゴロが。とにかく見ているだけでも楽しいのが模型の世界です。


“魅せる”店へ

「売ってしまえばよい、ではない」そう語るのは店長。(撮影用にマスクを外して頂いています)

最近では家電量販店やネット通販などでも鉄道模型を販売する店舗も増える一方、専門店は減っています。
ただ日本人の性格からして、自分の目でモノを見てから買いたいというのも。それを叶える事ができるのが、ここ「ミゼット」です。

鉄道模型は精密製品。だからこそ壊れてしまった時や調子が悪いといったときもちゃんとサポートしてくれるので、模型初心者にも安心なお店といえます。だからこそ長年のリピーターさんも多いのですね。

北は北海道、南は九州からお客さんが来てくれるというミゼット。しかしコロナ禍になってからは意外にも近隣から来るお客さんが増えているそうです。
鉄道模型は自宅でも楽しめるとあってか、新しいお客さんも多いのだとか。

「今後もいっぱいやりたい事はある。身の丈にあったできる事を少しづつやりたい」
「モットーは楽しみながら売ること」
まさにミゼットは”お客さんと一緒に夢を見ている”のですね。

如何でしたか?松戸市にこんなに楽しい模型専門店があったとは‥!
皆さんも一度訪れてみては如何でしょうか?探していたものが見つかるかもしれません。
ミゼット北松戸店  千葉県松戸市上本郷2283−2
営業時間:17:00〜23:00(毎週水曜日定休)

倉地 大

倉地 大 (くらち だい)

千葉県出身、子どもの時からずっと松戸育ち。学生時代から旅行が好きで全国各地を旅行。全47都道府県を制覇しました。様々な視点から松戸市の魅力を発信してゆきたいと思います。

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