松戸まつど
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まちの人びと 2025年3月13日

松戸よりみち散歩 Part.3

松戸をフラりと散歩して見つけた所に立ち寄るシリーズの第3弾です。

春になり、松戸でもあちこちで桜まつりが開催されることでしょう。お祭りという言葉、ワクワクして良いですよね。そういえば少し前になりますが素敵なお祭りに行ってきたので紹介します。

  • 道路の真ん中で出番を待つ立派な子ども神輿

  • みのり台ふるさと祭り

    みのり台駅前でお祭りがあると聞き、取材をしようと意気込んだものの、1日目(10月5日)はあいにくの雨。写真も傘の花畑の景色となってしまうため、改めて2日目の10月6日にちょいとよりみちすることにしました。

  • 大きな道路を閉鎖して、歩行者天国になっていました

  • 新京成線(2025年4月から京成電鉄松戸線)みのり台駅を降り南側へまっすぐ進むと、すぐ交差点が見えてきます。朝からお祭りが始まるということで、9時にこちらの道路が閉鎖されました。
    歩行者天国となった道路の中へ入ると、すぐそこでは役員の方が子ども達が担ぐお神輿の準備中。通りかかった子どもが興味を持つと、係の人がやってきて太鼓を叩かせてあげていました。こういうアットホームなところが地元のお祭りという感じですね。

  • 準備中の子ども神輿の山車
    子ども用があるのは良いですね

  • 子どもたちが嬉しそうに順番に太鼓を叩いていました

  • 少し進むとバスの看板の中から
    『いらっしゃいませ~!買っていって~』と元気な声が。
    みのり台第1町会の方々がポップコーンとホットドッグを販売中。今時ひとつ200円なのが嬉しいですね。

  • 手作りのバスの看板が目を引きます

  • その少し先には店舗の前で出店されている方々が。

  • ユビキタス・ペリーさん

  • 酉祐(とりゆう)さん

  • 普段お店で人気のメニューやお祭りの限定メニューを、皆が盛り上がるようにと、工夫して出店されていました。
    地元密着愛を感じますね。

    ふと見ると、女の子たちが下を向いて一生懸命なにかをしています。
    記者『何をしているの~?』と声をかけると、元気良く
    女子たち『カタヌキ~\(^-^)/』と。

  • 写真撮って撮って~!と、とても明るくカタヌキを楽しむ子どもたち

  • 記者『カタヌキなんて昭和の古い遊びなのに?』
    女子たち『やってみるとハマるんです、楽しいですよ』
    と、わいわい本当に楽しそう。

    そうこうしているうちに、先ほどの子ども神輿がやってきました。
    『楽しい~!』
    『私も持つ~!』
    『お母さん見てる~』
    と元気な子どもたちが神輿を取り囲み、お祭りのメインストリートを端まで元気に牽いて行きます。
    子どもたちがたくさん参加する活気のある素敵なお祭りですね。

  • たくさんの子どもたちで牽く子ども神輿

  • 金魚すくいはいつも大人気

  • ヨーヨー釣りやバザーも

  • 定番の金魚すくいやヨーヨー釣りなども100円という低価格で、子どもたちがたくさん遊べるようになっていました。

    こんなに地元密着愛に溢れた素敵なお祭りの歴史を尋ねると
    『稔台ふるさと祭りは、戦後この地に開拓団がやって来た折、開村の際の鍬入れを昭和20年10月3日に行ったことから、毎年10月最初の土曜日・日曜日に行われてきた歴史あるお祭りです。農作業の終わった秋、実りの秋に収穫の感謝を込めて盛り上げ、続いてきた地元に根付いたお祭りなのです。こども御輿の他にも大人のお神輿なども有るのでまた来てください。』
    と、お祭りに来ていた地元の方が教えてくれました。

    昭和20年の開村から地元の方が大切に育て愛されてきた素敵なお祭り。
    子どもたちの笑顔がこれからも溢れていますように、これからも続いていって欲しいですね。

    さて、次回はどこをよりみちしましょうか。
    新しい出会いが楽しみです。

    水村 和香

    水村 和香 (みずむら よりか)

    結婚で大阪から松戸に来て25年。中学で始めた女子サッカーの縁で松戸市サッカー協会女子委員長をしています。かつて「まつど観光大使」の活動をしていた中で感じた松戸の魅力をもっと発信したいと第1期市民ライターに応募。サッカーのコーチや防犯活動、子ども食堂の代表もしながら周りの小さな魅力を発信して行こうと今日も自転車で走り回っています。

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