つながってる2018年6月18日

♪外環ハイウェイ~ 松戸に続く 青空に続く 外環道千葉県区間開通! ~

松戸に初の高速道路

2018年6月2日(土)16時、快晴の青空の下、松戸市に高速道路が開通しました。

開通直後        (松戸IC北交差点から撮影)

松戸インターチェンジ(IC)から
京葉道路、湾岸道路や国道357号線に直結、
湾岸エリアへのアクセスがスムーズになります。

外環道の上には国道298号が同時開通、4車線道路が同時に2路線開通し、一般道の渋滞緩和も期待されます。

ラボのテーマ「つながってる」にもぴったり!

今回は「東京外かく環状道路(外環道)」と「国道298号」の千葉県開通区間を取材しました。

 手前の東京・埼玉側から江戸川を越え 松戸・市川市に伸びる工事中の外環道  (写真提供:首都国道事務所)

記者「あっ!車持ってなかった(笑)」

松戸市民の中にはいつも電車で通勤やショッピング、
車を所有していない方も多いのではないでしょうか?
そんな皆さんのためにも、サイクリスト記者(笑)が取材を進めます。
渋滞は大キライ

(資料提供:首都国道事務所)

今回開通した外環道は、三郷南ICから松戸を経て市川市高谷ジャンクション(JCT)へ至る15.5km

国道298号は、国道6号から国道357号に至る11.4km

これにより関越道、東北道、常磐道、京葉道、東関道、首都高湾岸線が結ばれました。
空港、湾岸エリアの東京ディズニーリゾート、葛西臨海公園、大型商業施設等への観光や買い物が便利に。

埼玉・栃木・群馬・千葉が都心を通らずに結ばれることで物流面の利便性も向上。

そしてなにより、松戸・市川市内一般道の混雑が緩和されることが期待されます。

松戸街道沿いに住んでいる市民から
「かなり交通量が減りました。トラックなど大型車が通った時の食器棚のガラスがガタガタ揺れるのがなくなりました。」
との声をいただきました。


リニア・エクスプレス?
松戸ICが出現したエリアはどんな場所?
サイクリストの記者には
江戸川にかかるリニア新幹線のような構築物は何?
新しく自転車道が整備されているという噂も気になります。

 江戸川サイクリングロードを走ると気になる

 松戸に誕生した新しい風景。リニアモーターカー?


GAIKANサイクリング
記者は千葉日報社主催の開通プレイベントに参加し、
開通前の外環道・松戸IC~高谷JCT 往復約20kmを走ってきました。

 1500人のサイクリストが松戸に集結。松戸IC北交差点

ハーフ天国?
松戸ICは矢切の住宅地にありました。
現地に行って判明したのが、
同ICは、京葉JCT方面への入口、京葉JCT方面からの出口のみ。
三郷方面には行けません。
また、三郷方面から来た車は松戸ICで出ることができません。

左がIC入口。4車線の国道と中央が半地下にある高速の開口部。右がIC出口。(「矢切っ子歩道橋」から撮影)

「えーっ ハーフインターチェンジ? がっかり~」という皆さん心配ご無用(笑)
平行して走る国道298号により市川北IC、三郷南ICは目と鼻の先です。
市川北IC、三郷南ICもハーフIC。調べてみると首都高・外環道のICの多くがハーフIC。
狭い場所での建設に適しているようで、隣接するハーフIC同士がその機能を補い合っているのです。
半地下構造

(資料提供:首都国道事務所)

またまたハーフ?
騒音や地域の分断防止に配慮した半地下構造になっています。
上の写真と比較してください。
電柱も無くてスッキリ
ハーフ・ハーフ(笑)な高速道路です。

 

 潜入開始!
当日は千葉日報を始め多くの取材が入っていました。
その中には市川市役所広報の方も。
「今回開通区間の大部分は市川市なんです。私たちも実際に走り、発信していきます。」

誘導を務めたサイクリング協会の皆さん

市川市役所 小林さん(写真左)と喜多村さん

元F1ドライバー 片山右京が参戦

ゲストライダーは片山右京さん。
高速道路だからF1ドライバーと思う方も多いと思いますが…
右京さんは全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)理事長。
プロチームTeamUkyoの代表を務め、サイクリストにとっても超有名人なんです!

高橋仁(ひとし)さん、美保さん、明莉(あかり)さん

冨岡武さん、蒼(あおい)さん

半地下の内部はとてもひんやりしていて、木漏れ日に包まれているかのようです。

 参加者を見送る本郷谷市長

 スリットから入る外光

記者「(おやっ? この風景どこかで…)」
ミュージックビデオ撮影地
ご覧になった方もいるかもしれませんね。
120万回以上視聴された人気ロックバンド・サカナクションのミュージックビデオのロケ地がここ松戸区間なのです。
市川北IC
近い、近すぎる(笑)。それもそのはず松戸ICから2km!

 市川市内には市川北、市川中央、市川南のICがあり、南端の高谷JCTで首都高速湾岸線、東関道につながる

インバウンドに期待
約20組に声をかけたのですが「松戸に初めて来ました。」という声の多いこと。
外環道開通をきっかけに松戸が広く認識されます。
戸定邸矢切の渡し21世紀の森と広場などの観光資源やイベントをもっともっとアピールしなくてはと思いました。

 栃木県小山市からの参加者

高速を駆ける少女?横浜市 加門さん親子

先導する片山右京さんをぴったりマークする力走を見せていた高速(笑)少女
加門さん「もっと速く走りたかった~!」と感想をいただきました。 
高谷(こうや)JCT
松戸ICから約10km。東京メトロ東西線の下から地上へ
坂道が空まで続いているかのようです。
ママチャリのお母さんも力を振り絞って駆け上がります!
と思ったら、電動アシスト自転車でした(笑)。

 緩い上りの先に高谷JCT 千葉市から参加の河原さんご一家

松戸市民を探せ!
ここは市民の声も聞きたい!
近所から来ているであろう、スポーツタイプ以外の自転車の方に声をかけました。
馬橋在住の冨田さん「車持ってないんですよ~(笑)。松戸は電車が便利ですから~」
一緒に来ていたお友達の小野塚さんとともに撮影に応じていただきました。
撮影の許可を得るためたくさんの方に市民記者の名刺を配りました。
載せられなかった皆さんゴメンナサイ!

 冨田さんご夫妻

 葛飾区から参加の小野塚さんご一家

高谷JCTから松戸ICへ10km。ロードバイクなら20分でとうちゃこ(笑)。

 高谷JCTから松戸・三郷方面への案内標識

 ゴール!ここを上がると松戸

 眞田さんご夫妻と片山右京さん(中央)

江戸川サイクリングロードでよく見かけるチームジャージで参加の眞田耕成(さなだこうせい)さんにお話を伺いました。

「松戸駅の近くに住む松戸市民です。 このジャージは松戸駅と江戸川サイクリングロードすぐ近くのロードバイク専門店『シクル・マーモット』のチームジャージです。
車は所有していませんが、借りて私の実家へ行くことも多く、三郷南ICから外環道を使って往復してます。」

奥さまのブルーのジャージは片山右京さんがプロジェクトリーダーを務めている「一般社団法人グッド・チャリズム宣言プロジェクト」のものだそうです。


シクル・マーモット Cycles Marmotte  千葉県松戸市本町12-15 

市川に続く自転車道
開通当日、お洒落な自転車を発見しました。
茨木さん「市川から自転車で来ました。道の駅いちかわに来ませんか?」

 今回の取材に関係のないパーツについてあれこれ質問

 市川市に戻る茨木さんを尾行(笑)

側道に自転車道が整備され、自転車散歩にぴったり。
スポーツ用自転車の方は段差や脇道からの車に注意です。

道の駅いちかわ
市川市のシティセールスの拠点として、
ショップ、レストラン、カフェなどが営業しています。
[場  所]「道の駅いちかわ入口」交差点
[開館時間] 8:00 ~ 22:00
[年中無休] 年末年始・ゴールデンウィーク・お盆休み等の繁忙期は、営業時間が変更

 道の駅いちかわ 千葉県市川市国分6-10-1

青空に続く、夜空に続く
二度と歩けない、江戸川を渡る橋の上からの風景…
サイクリングと同時開催のイベント会場から市民記者の水村和香さんと自転車仲間が撮ってくれました。

 (写真協力:市民記者 水村和香)

気になっていた江戸川にかかるリニアモーターカーのような構築物は防音壁でした。

 波のチューブ?サーフ天国へGO! (写真協力:自転車仲間)

GAIKANサイクリングでお会いした眞田耕成さんに開通直後にコメントをいただきました。

「外環道が自宅から見えます。開通したその日から車のライトが織りなす夜景が幻想的です。」

青空に続く、夜空に続く外環から、あなたも出かけてみませんか?

この記事を書いたライター(市民記者) 千葉 淳

「人生は旅」、学校卒業後、松戸市民から転勤族に。東北勤務時代に家族と「おくの細道」をたどるサイクリングを始めました。平成26年春、転勤で帰郷。これからは”松戸芭蕉”となり旅人の目から見た「松戸」を伝えていきます。