松戸は意外に!?『さくらの街』なのです
皆さんは、松戸市のイメージって、どんなイメージをお持ちですか?松戸の観光大使をしている私が考えるとすると、
松戸は、江戸川の向こう側にキレイに沈む夕陽に代表される「夕焼けの街」。
松戸は、東京のすぐお隣にあるのに豊かな緑が残る「緑と森の街」。
松戸は、芸術やコスプレが盛んな「アートの街」。
そして、”日本の道百選”にも選ばれていて、新京成線の八柱駅から常盤平駅前を通り五香駅へと、約3kmも続く、【八柱~常盤平~五香のさくらの通り】に代表される、そう、松戸は「さくらの街」なのです。
そんな「さくらの街」松戸では、間もなく市内各地で、桜並木が華やぎ、さくらまつりが開催されます。また凛とした雰囲気で、ひっそりと咲く一本桜の名木が多いのをご存知ですか?
今回は、ちょうど開花の前に、そんな美しい松戸の「さくら」をご紹介いたします。
意外に!?「さくらの街」である松戸を訪れて、春の訪れを感じてください。そして、ぜひ、あなた好みの「さくら」と出逢ってください(^^)/
松戸のさくらの楽しみ方
松戸には、様々なシチュエーションで楽しめる「さくら」が揃っているのです。
そんな色々なさくらの楽しみ方をご紹介いたします
(1)松戸の桜並木を歩いてみよう
松戸市のホームページに掲載されている「並木の名前が付けられた通りの名前」。この中に、「さくら通り」と名付けられた通りは、いくつあるか、ご存知ですか?なんと6つもあるのです。こちらでは、ずっと続く桜並木の中を歩いてみましょう。まるで薄紅色のトンネルの中を歩くようですよ!!
★JR武蔵野線・新京成線の新八柱・八柱駅前から常盤平駅前を経て、五香駅前まで約3キロに渡って続くさくらの通り(常盤平さくら通りを含む)は、松戸を代表するさくらスポットです。この通りは、満開になるとまさに「さくらトンネル」のようです。さくらまつりも開催されて、市内外から訪れる多くの人々で賑わいます。(写真上)
★常盤平さくらまつり/2018年4月7日(土)11時~19時、8日(日)10時~18時
★八柱さくらまつり/2018年4月7日(土)10時~16時30分 ※雨天時は順延し、4月8日(日)に開催予定です。
★水戸街道から八ヶ崎の坂を上る道路沿いにある八ヶ崎さくら通り。この桜並木は、昼間も美しいのですが、夜桜もおススメです。カクテル光線に照らし出されたさくらは、昼間とは違って、落ち着いた美しさを醸し出しています。(写真上)
※八ヶ崎桜まつりは都市計画道路336号線の開通により2017年より中止しています。桜並木はお楽しみいただけます。
(2)松戸の一本桜を愛でよう
そこに立っているだけで、そしてそれを見ているだけで、元気をもらえる、美しく、凛と咲き誇る一本桜が、松戸にもあります。
辛い冬を耐えて、春の一瞬だけ咲き誇る一本桜をご紹介いたします。これらの一本桜を眺めていると、なんだか松戸にいることが幸せに感じてしまいます。
★JR常磐線・北小金駅から徒歩約7分。530年の歴史を誇る古刹・東漸寺のお庭にあるシダレザクラの樹齢は330年を超えると言われています。その優美で華麗な姿には、毎年、感動を頂いています。(写真上)
★JR常磐線・新京成線松戸駅から徒歩約10分。2015年3月10日に国の名勝にも指定された旧徳川昭武庭園(戸定邸庭園)。その庭園がある戸定が丘歴史公園にあり、訪れる方たちの目を楽しませてくれるのがベニシダレザクラです。濃いさくら色が印象的なさくらの前では、多くの人たちが記念写真を写されています。(写真上)
★JR武蔵野線・北総線の東松戸駅にほど近い伝法寺は、慶長年間から400年以上の歴史を持つお寺です。こちらのシダレザクラは、日蓮上人の像と一緒にご覧ください。どことなく京都の様な風情も感じてしまう、美しいさくらなのです。(写真上)
(3)松戸の桜を子ども連れで楽しむ
小さなお子様連れのご家族で「さくら」を楽しみたい。お子様連れのお母さんたち同士でお花見をしたい。
松戸には、そんなとっておきのお花見スポットがあるのです。
ここでは、子どもたちが走り回っていても、安心して、美しい「さくら」を楽しめますよ。
★八柱霊園内にある桜並木は、お子様連れで楽しむにはもってこいのさくらスポットです。車も比較的少なく、お子様にも安心して、お花見を楽しめます。ファミリーやお母様たちのグループにおススメのお花見スポットです。(写真上)
(4)桜を上から見降ろしてみる…まさに絶景・松戸のさくらスポットなのです
「さくら」を上から見降ろしたことってありますか?
こんな貴重で、ちょっとワクワクする面白さくらスポットがあるのです。しかも一日のみ、数時間限定なので、美しいさくらが見られるかは、運のみが知る……
そんな絶景・松戸のさくらスポットは、2018年は4月8日(日)10時から14時のみの開催です。
★2018年は、4月8日(日)の10時から14時に開放される栗山浄水場内・配水塔。塔の上からは、さくらを見降ろしてみる……そんな観賞が出来てしまうのです。写真の様な美しいさくらを眺められるといいですね。(写真上)
※千葉県水道局栗山配水塔は、2017年10月、国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。
(5)水面に落ちたさくらの花びらも楽しめる川沿いのさくらスポット
水面に落ちた、さくらの花びらを見たことありますか?
満開のさくらを見るのも素敵だけど、水面に広がるさくら色の花びらもステキなのです。松戸でも、そんな水辺があるのです。
水面にたゆたうさくらの花びらを眺めて、日頃の疲れも癒してくださいね。
★JR常磐線・流鉄線の馬橋駅そばを流れる新坂川の川岸に沿って植えられているさくらは、シーズンを過ぎると、新坂川に落ちた、さくらの花びらが美しいです。満開のさくら、そして水面を埋め尽くすさくら、両方をお楽しみください。また、菜の花とさくらのコラボレーションも、ぜひ、ご覧ください。(写真上)
(6)実は常盤平団地は、「さくら団地」だったのです!!
昭和30年代後半から入居が開始されて、東京への通勤のベッドタウンとして発展した常盤平団地。
あれからずいぶんと時が経ち、いまは、実は隠れたさくらスポットになっているのです。
大きく育った八重桜は、地元の方たちにとっての、絶好の「さくらスポット」になっているのですよ!!
★常盤平団地の各棟のお庭には、造成されて約50年の時を経た八重桜が、美しい花を見せてくれます。こちらは、お花見のお客様と言うよりは、お年寄りの方たちや、地元の子どもたちにとっては、季節の風景として親しまれているのです。(写真上)
松戸市内で開催される主な桜まつり
★常盤平さくらまつり/2018年4月7日(土)11時~19時、8日(日)10時~18時
★八柱さくらまつり/2018年4月7日(土)10時~16時30分 ※雨天時は順延し、4月8日(日)に開催予定です。
★六実桜まつり/2018年4月7日(土)、8日(日)各9時~17時
★国分川桜まつり/2018年4月1日(日)10時~14時
★栗山桜まつり/2018年4月8日(日)10時~14時