熱気の中へ入っていくと子ども達がふと顔を上げ「この電車ボク知ってるよ、トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)!今日走らせてるのは6両編成。ライトも点くよ、カッコいいでしょう」と満面の笑み。すると今度は隣の子が「こっちも見て!すごいんだよこれ、新幹線試験車両ALFA-X。背中にウイング(空力増加板ユニット)があるんだ」幼稚園帰りの子ども達が、我先に得意気に教えてくれる。車両に書いてある「瑞風」を読み、「編成」や「ウイング」なんて難しい言葉を使いこなしてしたり顔。
なんだか凄い空間にドキドキしてきました。
開封イベントのためにズラリと並べられた箱
記者が訪れたのは4月15日。この日は新しいプラレール開封イベントの日
新しく買いそろえた車両や基地を子ども達の手で袋や箱から取り出してワクワクしてもらうイベントだ。13時30分からのスタートに向けて、既に部屋には箱がズラリと並んでいて、子ども達は皆、興奮気味。
イベントで挨拶するオーナー、佐藤さん
嬉しそうに箱を抱える子ども達
電車に夢中な男の子を見つめる佐藤さん
みんな大好きなプラレールに囲まれて、思い思いに楽しんでいる。そう、ここは子ども達の夢のスペース【プラレールラウンジ】なのです。
陣が前わいわい食堂(子ども食堂)でのイベントの様子
“あの時” ~そう、実は私が5年前から開催している「陣が前わいわい食堂(子ども食堂)」のイベントに、プラレールを車に沢山詰め込んで持ってきてくださって、何度もお世話になりました。
●イベントに来ていた3歳の子のママ
「前に利用した事のあるお友だちに聞いて、来てみました。うちの子は人見知りなので『どうかな?』と見ていましたが、大好きな電車なのですんなりお友だちの中に入っていけて、楽しく遊んでいる姿を見て、連れてきて良かったと思います。今後も是非利用したいです。」
「都内のイベント等に連れていっても、短時間でお金はかかるし、触れるコーナーでは少ないオモチャの取り合いになってしまうけど、ここは子どもにもですが私たち大人もそういうことを気にせず遊べる、夢のような場所です。本当に作ってくださってありがとうございます、と伝えたいです。」
一斉に片付け始める「お母さん」達。そのそばでは、電車を離さない子どもや泣き叫ぶ子どもも。「『まだ遊びたーい!』と泣かれても、『また明日来ようね!』と子どもと約束できるんですよ。自分も今は仕事がリモートで、とても助かるありがたい場所です。」と、泣いている子どもを抱えて、若いお父さんが帰っていきました。
子ども達が全員帰ったあと、受付の女性が「プラレール広場を作りたいと言っていて、念願の夢を叶えた社長。そんな社長を私たちはとても尊敬しているんですよ」と教えてくれました。
住所:松戸市新松戸北2丁目2-13(MJビル1階)
問い合わせ:047-382-5236
詳しくはこちら
※事前にご登録いただくと、スムーズにご利用できます
※利用者は小学校低学年以下の子供とその保護者に限られます
そして、以前「陣が前わいわい食堂」の子ども達をとても楽しませてくださったので、今度はこちらがお返しをする番だと「おかしばこ」を作り、子ども達にお菓子の提供をすることにしました。
4月17日のイベントの日から毎週、空っぽの箱が満タンになるようにお届けしています。