意外と便利!2015年12月2日

頑張れば歩いて帰れる!?都心に近いぞ松戸!

「都心に近い」を実感しよう!

「松戸は東京に近くて便利」
昨年末、地方から関東に引っ越すにあたり、私が松戸市を選んだ理由がコレです。実際住んでみると本当に近さを実感します。松戸駅から都心側ターミナル上野駅まで最短20分、以前まつどやさしい暮らしラボでも取り上げました。(「都心に一番近い田舎? まつどのアクセスと自然」、「上野東京ライン開業!ますます便利な『 東京に近い街・松戸』」)
しかし、この近さは住まないと実感できません。説明しないと伝わらないので、いつも歯がゆさを感じます。そこで、その近さの具体例を紹介し、共感してもらおうと思います。
常磐線沿線は、他の地方に住んでいる人にとっては馴染みの薄い地域です。特に関西方面に住んでいると、なかなかイメージできません。そこで、「東京駅~松戸」の距離(約20km)を他の地方に置き換えてみたらどの辺りかを説明します。

大阪市役所から枚方市のひらかたパークまでの道のり

大阪を中心に考えます。大阪梅田にほど近い大阪市役所から国道1号線に沿って20km移動すると、枚方市の「ひらかたパーク」あたりに到達します。つまり松戸市に行くのは、大阪の人にしてみればひらパーに行くのと同じくらいカジュアルな気分で行くことができる距離ということです。人気お笑いタレントや人気男性アイドルがイメージキャラクターを務める、あのひらパーと同じ距離感です。どうです?近いでしょう!

名古屋栄から犬山市の日本モンキーパークまでの道のり

名古屋中心でも考えましょう。名古屋は栄にそびえる名古屋テレビ塔から国道41号線や名鉄小牧線あたりに沿って26km北上すると、犬山市の「日本モンキーパーク」あたりに到達します。名古屋都心から45~50分ほどの距離です。

東京駅から26kmで、松戸市北端の常磐線北小金駅まで行くことが出来ますが、だいたいそのくらいの距離です。名古屋でワオキツネザルに会いたくなった時と同じくらいの気分で松戸市の北側まで行くことができるのです。ほら、近いでしょう!

 

松戸まで歩いて帰れるって本当?

身近な距離感に置き換えることによって、都心と松戸の近さがはっきりしたと思います。これだけ近ければ何があっても大丈夫です。引っ越してきてから松戸市民の皆さんから聞いた「東京都心から松戸まで歩いて帰れるから終電後でも安心だよ」という話も、意外と的を射ているような気がします。実際歩いたら大変でしょうけどね。
と、心にも無いことを口にしていると、実際に叶ってしまうものです。先日、私は都内に遅くまでいたせいで終電を逃してしまいました。図らずも、松戸は歩いて帰れるほど近いという噂を実証する時が来てしまいました。

終電後の東京駅

東京駅から松戸駅に向かう場合の終電は0時40分。0時57分上野行の電車に乗っても松戸までは帰れません。翌朝は松戸市内で用事があり、どうしても朝までに帰らなければいけません。歩いて帰るしかないのです。

浅草午前2時~松戸朝5時

浅草に午前2時着。松戸駅には午前4時50分着。自宅のある北小金行き電車の始発に間に合いませんでした。

午前1時に東京駅を出発し、国道6号線をただひたすら歩き続けました。途中浅草で隅田川を渡った時点では、気力体力ともに余裕でした。しかし、浅草はまだ序盤でした。残り10km以上残っています。川で言えば、荒川、中川、江戸川と、大きい川を3つ越える必要があります。
ビジネスシューズで歩き続けたせいで靴ずれが痛みます。夜中ひとりぼっちで歩く心細さも相まって、心身ともに相当なダメージを受けてしまいました。所要時間は4時間弱で、あらかじめgoogleMapで調べておいた徒歩の所要時間と同じくらいでした。用事に間に合わないという事態はギリギリ避けられましたが、階段の登り降りがたまらなく辛いです。
上野駅周辺で時間をつぶし、始発でゆったり帰ったほうが楽だったようです。自宅に到着する時間も早かったでしょうしね。歩いて帰ることは出来ましたが、覚悟を決めて臨まないと痛い目を見ます。松戸って、実はそんなに便利じゃないのでは?ちょっと自信がなくなってきました。

家族を見守れる距離。やっぱり松戸は都心に近い!

「毎週末ジョギングで帰ってますよ。自宅までの距離?22~23kmくらいかな」。
我らまつどライターズクラブの市民記者、榎本智支さんは楽しそうに語ってくれました。会合の際、私が都心からほうほうの体になりながら歩いて帰ってきた話をしたところ、こんな話になったのです。私をこてんぱんにしてくれた、遠くて辛い帰路。それを逆に楽しめてしまうのには理由がありました。
都内に勤める榎本さんは、東京都心から松戸まで毎週末ジョギングで帰宅しています。趣味で取り組んでいるマラソンのロングラン練習のため、当初は月一回のペースで走っていたのですが、ある事をきっかけに週一回に頻度を増やしました。

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そのきっかけとは東日本大震災の時に発生した都心での帰宅困難です。その日、鉄道は軒並み運休。バスやタクシーも都心から避難する車の渋滞が発生しており、都心で夜を明かす人も多かったと思います。しかし、榎本さんには松戸に帰らなければいけない理由がありました。それは「家族が待っている」という事。息子さんが迎えを待つ保育園まで、何としてでも行きたかったのです。
混みあう道をひた走ること数時間、保育園まで到着しました。息子さんと無事自宅に帰宅出来たのです。それ以来、帰宅困難時の帰宅ルートの確認と効率的なトレーニングを兼ねて、ジョギングするようになったのです。万が一の備えと安心、そしてトレーニングをする楽しみまで得られる帰宅ジョギング。私もやってみようかなと思いました。私の場合は待っていてくれる家族はいませんが……。
結論。「都心から松戸までの距離は、理由を持てば短く感じる」。やっぱり松戸は都心に近い!

この記事を書いたライター(市民記者) 坂田 恭造

夢を追って静岡からやってきた34歳、松戸市民1年生です!新参者ではありますが、市民のやさしさとあたたかさをとても感じています。そんな素敵な雰囲気を少しでもお伝えしたいと考えています。