東京駅も羽田空港も成田空港も、そして舞浜やスカイツリーのある押上、さらには横浜や大宮にも乗り換えなしで行ける場所、ここがどこだかわかりますか?
正解は、ここ「東松戸」なのです。
まさにアクセス面に関してはベストコンディションともいえる東松戸。JR武蔵野線と北総鉄道(成田スカイアクセス)の2路線が乗り入れ、近年はバス路線も充実するなど松戸市南東部の要所として発展が続いています。
駅周辺は平成になってから開発されたとあって、松戸市内の他の主要駅と比べると落ち着いた雰囲気が広がっています。
エキナカで○○○?!
そんな東松戸では、駅の中でちょっと変わった光景が見られるというので訪れてみることにしました。
東松戸駅を降りると、なにやら楽しげな音楽が聴こえてきました。なにをやっているのかな?と皆さん注目です。
実はタイトルの◯◯◯とは“音楽祭”のこと。
JRの協力もあり、月に2回ほど定期的に開催しているといいます。これもコンコースが広い東松戸駅ならでは!
会社帰りの人、学校帰りの人、そして海外旅行帰りの人、様々な人たちが思わず足をとめます。大人から小さな子どもまで興味津々!
音楽を聴くとなんだか元気が出てしまう。「音楽」という文字の通り、東松戸駅の中を「音」で「楽」しくしてくれます。レパートリーの中には“東松戸ソング”も登場。
18時30分から20時という短い時間でしたが、たくさんの人たちが物珍しそうに足をとめていました。思わず音楽に聴き入ってしまうと、ここがJRの駅の中だとは忘れてしまいそうになります。
本日演奏して頂いた皆さん。左からはなさん、でーひーさん、Yuya Takahashiさん、BROTHERさん。
このエキナカ音楽祭のみならず、東松戸駅前にある「ひがまつタウンカフェ」でもライブを行っているといいます。
きっかけはタウンカフェ
実はこのエキナカ音楽祭こそ、東松戸商店会が運営する「ひがまつタウンカフェ」が主体となって開催しているのです。
この「ひがまつタウンカフェ」は経済産業省地域商業自立促進事業のモデル事業として2015年に開設されたもので、東松戸コミュニティーセンターとして地域の人たちの交流の場として活用されています。
店内ではコーヒーやケーキなど気軽に飲食ができるほか、防音スタジオも併設しているため夜にはライブやギター教室などが開催されます。コミュニティーセンターということで誰でも気軽に参加できるのが特徴です。
そんな「ひがまつタウンカフェ」では年間を通し様々な地域参加型イベントを開催しており、ちょうど数日後にも東松戸駅でハロウィン音楽祭をやるというので、改めて取材させて頂くことにしました。
平日夕方の音楽祭とは一風変わり、日曜日の昼間とあって家族連れで大盛り上がり。この日は地元で活躍するダンスサークルや、地元のパパさんたちが結成したバンドなどが出演していました。
少子化といわれる時代ですが、ここ東松戸では今年4月に新しい小学校が開設されるなど、子どもたちが増えている地域。とにかく元気があるのが特徴です。
この日はジャン・ネギ・レノンくん(右)とジャン・ネギ・レミちゃん(左)も応援にかけつけてくれました。松戸のゆるキャラといえば「松戸さん」が有名ですが、こちらは東松戸商店会のオリジナルゆるキャラです。
音楽祭と併せてハロウィンイベントとして駅周辺をまわるスタンプラリーも同時開催。可愛らしく仮装している子どもたちの姿も!
約3時間におよぶハロウィン音楽祭は大盛況で終了しました。もちろん最後は“東松戸ソング”で締めくくりです。
これからの“ヒガマツ”に期待
東松戸のエキナカ音楽祭、いかがでしたか?
「ひがまつタウンカフェ」を中心に、東松戸をもっと魅力的な街にしていきたいと思う、地域の皆さんの気持ちが伝わってくるイベントだったと感じました。
エキナカ音楽祭のみならず「ひがまつタウンカフェ」でも様々な音楽ライブや交流イベントが開催されているので、皆さんも是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
落ち着いていて住みやすく、また周辺には自然も多く残されているなど、子育て環境に向いている街、東松戸。これからもさらなる発展を期待したいですね。