松戸まつど
ライフプロモーション
2017年3月30日

子どもの安全を守るために、ご協力をお願いいたします

松戸市内の小学3年生の女子児童が平成29年3月24日に行方不明になり、命を奪われる事件が発生しました。松戸市では今後、防犯カメラの設置や増加、公用車へのドライブレコーダーの整備など、安全対策を強化していきます。また、地域のみなさんと協力しながら、見守り活動やパトロールなどを行って、子どもの安全確保につとめています。

地域の見守り活動を強化します

子どもの見守り活動
●松戸市内の町会・自治会、民生委員・児童委員、各防犯協会などへ見守り活動の強化をお願いしています。
●防犯指導員、地域で見守り活動を行っている方々や、PTA、保護者会等を対象に、「子どもの見守り活動」に関するセミナー等の開催を検討します。
●松戸市内福祉事業者等の協力のもと、事業者が所有等する車両に「防犯パトロール実施中」のマグネットシールを貼り付け、随時パトロールをお願いします。
●地域等の子どもの安全を見守っている方々への相談の機会や支援策を検討します。
パトロールの実施
●松戸市職員(防犯主任19名)により、市内通学路のパトロールを定期的に実施します。
●松戸市職員により、業務時の公用車等でのパトロールを実施します。
●公用車(64台)に「防犯パトロール実施中」のマグネットシールを貼り付け、公用車運行時に、随時パトロールを実施します。
●少年補導員により、小学校、中学校及び放課後児童クラブ周辺のパトロールを強化します。

ハード面での防犯対策

ドライブレコーダーの設置
●松戸市が運用している公用車(231台)について、ドライブレコーダーの設置を検討します。
●地域や防犯協会が所有している青色回転灯装備車両(18台)にドライブレコーダーを設置します。
●民間事業者の所有する車両等へのドライブレコーダーの設置について、協力を依頼します。
防犯カメラの増設
●松戸市内の小学校の通学路で行った点検結果や、地域の意見を参考にして、防犯カメラ28台を平成29年10月末までを目安に設置します。
〔内訳〕松戸市立六実小学校・六実第三小学校・高木第二小学校の通学路に各2台、左記以外の小学校の通学路等に12台、老朽化による交換や繁華街などに10台
●松戸市立六実第二小学校の通学路3か所に、防犯カメラ3台を平成29年5月末までを目安に設置します。
●上記のほか、必要な場所に防犯カメラの設置を検討します。
防犯ボックスの設置
北総鉄道・秋山駅のロータリーに防犯ボックスを設置して、警察官OBが防犯ボランティア等の方々と連携して、パトロールなどを実施します。

安全な通学路の確保、防犯情報等の強化

通学路の見直し
●通学路の安全対策の質的な向上(防犯、防災、交通安全面)を図るため、警察等の防犯に関する有識者を交えて、通学路の合同点検を実施することを検討します。
●通学路上に、必要に応じて防犯カメラを設置します。
防犯担当の体制強化
●学校ごとに地域の防犯情報を集約する防犯担当の体制を強化します。
情報網の整備
●不審者情報などを関係機関と迅速に共有するための情報網を整備します。
安全教育
●各学校で、実効性のある防犯・防災訓練を実施します。
●各学校で実施する、警察、警備会社などの専門家による「安全教育」の充実を図ります。
●教職員に対する研修を実施します(安全主任研修会で実施)。
●各学校で、児童生徒への危険予知トレーニング(KYT)授業を行うなど、安全指導の充実を図ります。

その他

スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー(SSW)等の配置
●松戸市内の小中学校に配置するスクールカウンセラーを六実第二小学校に1名増員します。
●松戸市内の小中学校へスクールソーシャルワーカーを配置することを検討します。
被害者支援
●犯罪被害者支援プロジェクトチームによる被害者家族の相談や心のケアを実施します。
日本語指導を必要とする児童生徒やその保護者に対する支援
●学校生活に必要な日本語をマンツーマンで教える「日本語指導支援スタッフ」と、児童生徒への日本語指導や通訳、保護者と学校をつなぐ支援を行う「日本語指導協力者」の状況に応じた配置をさらに充実させます。
施設対応
〔放課後児童クラブ〕
原則として保護者が迎えにくる取扱いとし、保護者の同意がある場合などにおいては、運営法人の判断により一人帰りを許可します。ただし、可能な限り複数人による下校ができるように配慮します。
〔放課後KIDSルーム〕
保護者の同意のうえ、自由に下校する取扱いとしますが、可能な限り複数人による下校ができるように配慮します。
〔保育所〕
不審者対応の訓練を実施します。子どもの戸外での活動について保護者向けに注意喚起を実施します。
〔児童館・こども館〕
保護者の送迎、複数人での来館・帰宅をお願いしていきます。来園者名簿の記入、ホームページや館内掲示、チラシの配付を使用し、職員がひと声をかけながら、注意喚起を行っていきます。
その他
●松戸市立六実第二小学校で実施した、緊急時における緊急連絡、危機対応、情報共有用の携帯電話の配備を、今後、緊急事態への対応が必要とされる学校への配備について検討します。
●地域住民により構成し、子どもたちの登下校時における安全安心を見守るスクールガードに対して、安全パトロール用ベストを支給します。
●教育活動の正常化に向けた関係機関との協力体制の構築を進めます。

お子さんへの注意喚起をお願いします

●屋外での子どものひとり遊びは避けましょう。
●見知らぬ人から声をかけられてもついていかないようにしましょう。
●危ない目にあいそうになったら、防犯ブザーを鳴らしたり、大声を出したりして近くの人に助けを求めましょう。

情報を発信しています

松戸市では、安全安心メール広報まつどまつどニュース松戸市公式ホームページ、SNS(松戸市公式Twitter松戸市公式Facebookページ)などを活用して、市民のみなさんへ情報を発信しています。

「安全安心メール」に登録ください

火災・風水害などの災害情報や不審者・犯罪情報などの緊急性の高い重要情報をお知らせしています。どなたでも登録可能です。
・お問い合わせ/市民安全課(電話:047-366-7285)
●「まつどニュース(号外)」の掲示・配布をお願いします
松戸市の体制の周知や市民のみなさんに対する注意喚起、警察への捜査協力を呼びかけるため、まつどニュースの号外を作成しました。
市民の皆さんや事業者の皆さんも掲示や配布などにご協力ください。
最新情報は随時更新していきます。

市民参加型街頭防犯ネットワークカメラ設置者を募集します

松戸市では、住宅街などの治安向上や、子どもたちの利用する通学路の安全対策を図るため、市民の皆さんの協力を得て市民参加型街頭防犯ネットワークカメラ事業を開始しており、設置者を募集しています。

警察の対策(松戸警察署・松戸東警察署)

パトロールを強化
地域住民の不安解消のため、地域の防犯ボランティア等と協力し、登下校時間帯の通学路や子ども達が集まる公園や駅等のパトロールを強化しています。
防犯教育を推進
子どもたちの「危険から身を守るための知識」や「危険な場所を見極める目」を育てるため、教育委員会や学校等と連携して、「防犯教室」や「不審者侵入訓練」等を行い、参加・体験型の防犯教育を推進しています。
不審者情報などの情報発信
子どもを犯罪から守るため、地域の犯罪発生情報や不審者情報など、地域住民が自主防犯措置を講じるために必要な情報を的確に把握し、松戸市と連携して効果的に発信していきます。
松戸東警察署より
平成29年4月14日に、捜査本部が被疑者を逮捕しました。捜査への情報提供、児童の見守り活動等、ご協力ありがとうございました。引き続き情報提供、児童の見守りをお願いいたします。
電話:047-349-0110
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