個性がたのしい2016年10月6日

そろばん大会に挑む、松戸の子どもたち!

平成28年度 松戸珠算競技大会

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平成28年7月31日(日)、松戸珠算連盟主催の第43回珠算競技大会が、松戸市教育委員会・松戸商工会議所などの後援のもと、松戸商工会館の5階大会議室で開かれました。
大会は、午前(小学校1年生以下から3年生まで71名)と午後(小学校4年生から中学生まで80名)に分かれて、合計151名の子供たちが珠算競技に参加しました。

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開会式では、昨年の優勝杯・優勝旗の返還式のあと、選手宣誓がありました。

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参加者は、家族や珠算塾関係者など、100余名の見守る中、競技に入りました。

大会は、学年別の個人総合競技と団体競技があり、同一問題にて競技に入りました。種目別競技としては、読み上げ暗算と読み上げ算があり、併せて団体としてリレー競技も行われました。
子供たちは、学年別に列を作り 日頃の練習成果を精一杯出して、競技していました。
今年のそろばん大会では、日頃の努力・努力・努力が実って、抜群の成績を収めた黒﨑姉妹と上田姉弟のことをご紹介しましょう。
特に、大活躍されたのは、小学校1年生の黒﨑結菜(ゆな)さんと小学校5年生の上田祐(ゆう)君の二人でした。

抜群の成績を誇る、黒﨑姉妹

松戸市立松飛台小学校1年の黒﨑結菜(ゆな)さんは、小学校1年生の部で個人総合競技1位となり、見事優勝、松戸市長賞を獲得しました。
姉の黒﨑羽菜(はな)さんも、小学校4年生の部で個人総合競技1位となり、姉妹揃って、松戸市長賞の栄冠を獲ました。黒﨑姉妹が、抜群の好成績を誇った大会となりました。

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黒崎親子

松戸商工会議所で表彰された妹の結菜さん(母親の裕子さんと)

妹の黒﨑結菜さんは、今年2月、まだ松戸市五香にある「あさひ幼稚園」に通園していたときに、日本商工会議所主催の珠算能力検定試験の3級に挑戦、見事合格しました。
松戸市の幼稚園児で3級に合格したのは11年ぶりの快挙とのことで、松戸商工会議所から特別に表彰されました。
結菜さんが合格した珠算能力検定試験の3級は小学校6年レベルだと言われています。
結菜さんが珠算を習い始めたきっかけは、姉の羽菜さんが通う玉井珠算学園元山校に、母親の裕子さんとともに、姉の羽菜さんを送迎していたことからです。
結菜さんも、去年2月頃(当時、幼稚園の年中組)から珠算塾に通い始め、1年という短時間で3級にまで上達したのでした。
3級の試験は6桁の足し算と引き算10問、2~5桁の掛け算が20問、2~4桁の割り算が10問の合計50問で300点満点の問題を、30分で解きます。
結菜さんは270点の高得点を取り、合格ラインの240点をゆうゆうと超え合格しました。

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結菜さんは今年4月14日に松戸商工会議所を訪問、中山政明会頭の前では、持参のそろばんで見事な指さばきを被露しました。


大会で三冠王に輝く、上田姉弟

この第43回大会では、松戸市北松戸在住の上田姉弟が2人揃って個人総合競技・読上げ算競技・読上げ暗算競技の3つの競技で1位となり、晴の三冠王に輝きました。
姉の上田茜(あかね)さん(中学2年生)と、弟の上田祐(ゆう)君(小学5年生)の成績は次の通りでした。

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弟の上田祐くん

*上田 茜さん(中学生以上の部)
個人総合競技   1位 ≪市長賞≫
個人読上算競技  1位 ≪教育長賞≫
個人読上暗算競技 1位 ≪教育長賞≫
*上田 祐君(小学校5年生の部)
個人総合競技   1位 ≪市長賞≫
個人読上算競技  1位 ≪教育長賞≫
個人読上暗算競技 1位 ≪教育長賞≫

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なお、弟の上田祐君は、個人読上暗算競技において、小学校学年別の部・2年生から今回の5年生まで、4年連続1位という快挙を成し遂げています。

中学生以上の部・団体競技では、姉の上田茜さんは松戸第一珠算学校の2人とチームを組み優勝しました。
一方、弟の上田祐君は、団体競技小学生5年生の部で松戸第一珠算学校チームの一員として健闘、2位でした。
上田祐君は、今年開かれた下記の全国規模の2つの大会にも参加して、素晴らしい成績を上げています。
2つの大会での成績について、レポートしていきます。

上田祐君の全国での活躍(1)そろばんグランプリジャパン2016

そろばんグランプリジャパン2016(主催 日本珠算連盟)は平成28年7月24日、兵庫県立文化体育館にて開催されました。
上田祐君は、小学生以下のジュニア部門(参加人数128名)の総合競技で満点賞をとりました。
満点をとった人は、22人おり、日本一決定戦にのぞみ、その結果全国7位に入賞しました!

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上田祐君の全国での活躍(2)第35回全日本珠算技能競技大会

全日本珠算技能競技大会

全国珠算学校連盟主催の第35回全日本珠算技能競技大会は平成28年7月30日、東京浅草橋ヒューリックホールにて開催されました。

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上田祐君は、前もって開かれた千葉県の予選会で千葉県小学生枠3人のうち1人に選ばれ、千葉県代表としてこの大会に参加しました。
総合競技では、2位。読上げ暗算競技では3位に入賞しました。
この大会の翌日、7月31日には、松戸の大会が開かれるという超ハードスケジュールでした。
連日、頑張った祐君は、松戸の大会では、見事三冠王という栄冠に輝いたのでした。≪拍手喝采≫です。


そろばんの段・級位

そろばんの級は、一般的には、10級から習い始め9~4級と進級し、珠算能力検定試験の3・2・1級に進みます。
その上の段位は、準初段から初段、準二段、二段、準三段、三段・・・十段という仕組みですが、段位希望者の試験は、全員同じ問題を各種目別に、制限時間内に解答します。その結果の成績点数により、何段かが決まります。

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上田祐君は、昨年、日本珠算連盟の段位試験を受けました。
その結果、総合では、四段。暗算総合では、六段に合格しました。
暗算のうち、≪わり暗算≫は最高位の十段の認定を得ています。


脳トレに最適なそろばんが静かなブームに!

昨今は、電卓やパソコンの時代です。
が、そろばんを習うことが静かなブームになっているそうです。
そろばんを習うことのメリットは、記憶力・集中力・計算力などの強化になることだと言われています。
が、何といってもイメージ脳である右脳の開発でしょう。
右脳はイメージ脳として創造性、芸術感覚などイメージに関する機能を持っています。
左脳は知識脳、右脳はイメージ脳と言われ、理想の形は右脳と左脳のバランスが取れた状態です。
小学校に入学前の子どもは、右脳によって多くの行動を起こします。
小学校入学以降は、左脳中心の勉強になるため、右脳を使うことが 減ってきます。
珠算式の暗算は、頭の中でそろばんをイメージして、珠をはじいて計算します。
だから、右脳が鍛えられます。

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子供たちの学力低下が懸念されている昨今。
だからこそ読み・書き・そろばんの基礎・基本が極めて大切であり、脳医学会の発表でも、そろばんを習う事は脳の活性化と開発に優れた効果があるとしています。

~挿入イラストについて~ 
ライター(市民記者)の水村和香(みずむらよりか)さんが描いてくれました!

この記事を書いたライター(市民記者) 廣瀬 亘

東京浅草生まれ。松戸在住48年。趣味は歩くこと・旅行・短歌・Facebook。広報まつどを見て、歩く催しに数多く参加。知り得たホットな穴場や文化活動をする若い人たちなどを紹介しています。